目的を間違わないで!ダイエットは健康が大切!!

あなたはダイエットをしていますか?少し体重が落ちても、すぐ元に戻ることは多いでしょう。痩せたい目的は美容のためや医師から体脂肪の事を指摘されたからなど様々だと思います。ですがダイエットは手段と目的がすり替わってしまう事があります。 その結果、本末転倒な事になってはせっかくの努力が水の泡です。それどころかその代償を払う羽目になるかもしれません。この記事ではダイエットの目的を見失わないための原則的な考え方を説明していきたいと思います。

ダイエットは健康を意識すると良い

ダイエットを始める前に目的をはっきりする必要があります。美容のために痩せたいという話なら健康を意識するのが一番の近道です。どうしてかと言うと美容は健康的な肌と艶のある髪、適度に脂肪が着いている事が条件だからです。それの達成には適度な栄養と運動、睡眠が必要です。体重を落とすのは綺麗になるための手段であって目的ではないですよね?

例えば、あなたがモデルだとします。モデルとして仕事をするのに体重を落とす必要があります。この場合の目的はモデルとして仕事をすることで、体重を落とすのはただの手段です。無理をして体重を落とし過ぎると病気になって倒れるかもしれません。そうなったらモデルの仕事はできなくなるでしょう。まさに本末転倒ですね。

体重を落として軽い自分になること自体が目的の場合でも同じです。倒れて病気になったら体重が軽い自分に浸る事もできません。全ては健康があってこそです。

無理なダイエットは栄養バランスを崩す

ダイエットして摂取する栄養素が減りすぎると健康を損なうかもしれません。栄養はタンパク質やビタミンなど肌や髪の健康に関わるものが多いです。ですので栄養を損なうと肌や髪を痛める事になるでしょう。ですが反対にタンパク質をちゃんとに摂って、野菜や果物をしっかりと食べていけば、肌や髪に良い効果が期待できます。 食事はとにかく、色々な種類の食材を偏らないように取り入れるのが基本だと言えます。栄養学的に必要とされる栄養をしっかり摂って健康に気をつけましょう。

過剰摂取にも注意

特定の食品や栄養素を過剰摂取するのは危険です。どんなものにも適量があります。それを意識して食べていくようにしてください。

例えばタンパク質は取りすぎると肝臓や腎臓に負担がかかります。ビタミンも摂りすぎると下痢になる事があります。その時だけの体調不良で済めば良いですが、余計なリスクを抱える事になるので普段から食べ物の摂取量には気をつけましょう。とはいえ過度な心配は不要です。常識的な食べ方をしていれば特に問題はありません。「具体的にどのぐらいまで摂取したら良いのかな」と思ったらその都度、食材と栄養素をネット検索で調べてみると良いでしょう。

余計な物を食べないようにする

お菓子やスイーツ、ジュースなどの「栄養的に不要だけど美味しい物」は糖分に偏っているので太る原因になります。完全にやめて健康的な食事のみを摂取できるのが理想です。ですがそうはいかないと思います。逆にストレスが原因で健康を損なっては意味がありません。そもそも栄養的には不要でも、お菓子やジュースなどを食べたり飲んだりする事が生きがいの方にとっては必須の物です。そう考えると、お菓子やジュースなどとの付き合い方を意識していくのが良いという結論になります。ジュース2杯飲むところを1杯にしたり食べたい量以上に食べないようしたりも良いです。

特に意識しないと、なんとなく食べ過ぎてしまう事があると思います。それを防ぐだけでも大分、カロリーや糖分の摂取量が変わってくるでしょう。

運動も必要

健康的になるためには食事だけではなく運動習慣をつける必要があります。身体は動かさないでいると錆付くようにできています。気まぐれで「ちょっと動かしてみようかな」では到底メンテナンスすることができません。運動量が少ないとカロリーの消費が少なくなります。そこに合わせて筋肉の量が減ると基礎代謝(何もしなくても消費するエネルギー)が減ります。そうなると悪循環にはまる事になるでしょう。ですので定期的に間隔を決めて運動する必要があります。運動の内容はまず、ウォーキングとストレッチで良いと思います。そこからちょっとずつ運動について学んでみてください。興味がある内容を自身の運動メニューに取り入れていくと良いでしょう。

これは運動のことを学べばすぐに分かる事ですが運動のやり過ぎにも気をつける必要があります。例えば、普段歩かない方がいきなり10キロや20キロの距離を歩いたら足に大きな負担がかかります。歩き過ぎは膝にも悪いです。ですので、適度に歩くようにしてください。足の調子に合わせて休む日と歩く距離を調整すると良いでしょう。

睡眠も大事

生活状況的に睡眠が中々とれない方もいると思います。ですができる限り、睡眠を取るようにしてください。「こんな程度大丈夫だ」と我慢するのは危ないです。寝不足はずっと続くと身体がボロボロになります。どういう形でそれが現れるかは断言できません。ですが、睡眠を少なくするのは身体を悪くするリスクを高める行動なのは間違いないです。できる限り、睡眠をとった方が良いでしょう。 何時間寝た方が良いかハッキリした事はわかりません。7時間ほどを目安に睡眠時間を増減させて、自分に合った睡眠量を見つけると良いかもしれません。体質によって5時間で十分なショートスリーパーの方や10時間以上、眠る必要があるロングスリーパーの方もいます。

まとめ

ダイエットが美容のためなら健康を意識するのが1番の近道です。

適度な食事や運動、睡眠を心がけましょう。単純で当たり前のようですが、かなり重要なことです。この基本的な行動を「努力して続けよう」という意識ではなく「自然にできるようになろう」という意識でやっていくと良いです。柔軟に考える必要もあります。完璧にやろうとしないのが続けるコツです。多少睡眠不足、運動不足、食べ過ぎたかもという時でも、ある程度できていれば良いやという意識でいれば気楽に続けられます。